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アーチトップギターのメンテナンス1 (お手入れ編)  [音楽]

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ギターにとって汗は天敵です。
汗に含まれる成分には、水分、油分、酸などが含まれ、その量は個人によって変わりますし、その日の体調などによっても変わります。
ギターを弾いたあとには汗が付着し、さまざまな悪影響が出てきます。
指板が水分を吸ったり、弦が錆び付いてしまったり、金属の部分が酸化してしまったりと、さまざまです。

それでは、僕が日頃行っているギターのメンテナンスをご紹介します。

【弦を拭く】
弦を拭くことは弦の錆び付きを予防するのにはとても有効です。
クロスを使って乾拭きをするのが基本ですが、潤滑剤などを使用するとより効果がでます。
しかし、潤滑剤を使うと演奏中にフレットの移動やスライドなどをするときに「キュッキュッ」という音がするので、好みが分かれます。(僕はあまり使いません)
また、ラッカー塗装などのデリケートな塗装に対しては、塗装が変質する恐れがあるので注意が必要です。

【ボディとネックを拭く】
アーチトップギターの塗装には大きく分けて4種類あり、セラック、ラッカー、ウレタン、ポリエステル、があります。
セラックからこの順番で塗りやすくなりますが、その反面、耐久性は落ちると言われています。
ウレタンやポリエステルは汗や水を吸いにくいため、乾いたクロスで拭いても大丈夫ですが、セラック、ラッカーは汗や水分を吸い込むと白くなることがあるので、優しく丁寧に拭き取りましょう。

【指板を拭く】
アーチトップギターに使われる指板には、ローズウッドやエボニーがよく使われます。
指板はほかの部位と違い、塗装がされていないので、拭き取るときにも注意が必要です。
拭くときは、クロスを弦と指板の間に挟み、指板全体とフレットの隙間を入念に拭き取りましょう。

【金属パーツを磨く】
金属パーツは汚れがこびりつきやすく、ホコリも溜まりやすいです。
基本的には、優しくクロスで拭き取りますが、金メッキが施されている場合はとくに優しく拭いてあげてください。

【弦を交換する】
弦の交換頻度は弾く人や、演奏する音楽のジャンルによって違うと言われています。
ロックやハードロックを弾く人はチョーキングを使う場合が多く、1、2弦が切れてしまうことが多いと思いますが、ジャズやソロギターをメインに弾く人は弦が切れて交換するということは少ないかと思います。
アーチトップギターの場合、弦を交換するときに、すべての弦を外してしまうとブリッジが外れてしまうモデルが多いです。
少し大変ですが、一本ずつ交換しましょう。


ギターのメンテナンスはギターを美しく保ち、長持ちさせるためにとても重要な作業です。
定期的にメンテナンスをして気持ちよくギターを弾きましょう!



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